日本は子供の貧困が多い国

日本にもある貧困層

日本は国内総生産でみれば世界第3位の経済規模を持っており、国民のほとんどが中流家庭だという認識を持っている人が多いのですが、ユニセフの調査によると実際には日本には貧困層があり、そこに属している子供達はたくさんいます。

ここでいう子の年齢は、17歳以下です。

貧困家庭の子供といえば、いつでもボロボロの服をきて小汚く、お腹を空かせた子というイメージがあるかもしれませんが、それは「絶対的な貧困」に属する子供であり、ユニセフや国の支援を受けることが出来たりします。

それと別に、一見普通に見えますが実際には好きな物を買えず食べていくのに精一杯で、学歴を積むことが出来ないという層を「相対的な貧困」と呼び、そこに属している子供達はたくさんいます。

国が基準としているのは国民の可処分所得の中央値の半分の所得額のことで、一人あたり年に122万以下でやりくりしている層をいいます。

親が一人で子が二人の家庭で年間207万円以下が貧困ラインとなるのです。

困窮家庭においては虫歯が多いという傾向も

3人家族でこのラインに属している家庭は、月額17万円以下でやりくりしていることになり、工夫をして生きていくことは出来ますが、生活に余裕は全くなく、高校を中退して働きに出る子が多いことから年収をあげることが難しく、やっぱりその層から抜け出せないというのが現状です。

出費を衣食住に最低限のものだけで過ごす生活をずっとしていると、子の教育や将来に投資をするという考えは起こり難いでしょう。

貧困

その結果子の進路の選択肢はとても狭くなり、同じような家庭環境を繰り返してしまうと考えられています。

この層にいる人たちはスマートフォンを持っていたり、ボロボロの服を着ているわけではありませんから目立ちません。

しかし実際にはスマートフォンは仕事を得るための命綱ですし、服は施設でお下がりを貰ったりしている人が多いのです。

パッと見には経済的に困窮しているとは判らないこの層に属している子達が、2015年には6人に1人の割合になっていたのが日本です。

ラインの下にいる層では、その多くは自己肯定感が全般的に低く、頑張ればむくわれるとか将来が楽しみであるといったような言葉に対しては否定的で、将来の夢がない割合も高いと都道府県の調査で出ています。

また別の調査では困窮家庭においては虫歯が多いという傾向も見られます。

国はこれらの資料をもとにしっかりとした政策を練り、国の将来を担う子供達の成長に寄り添っていかなければならないでしょう。

 

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