社内SNSの活用について

SNSというのは今ではもはや説明不要なくらいに誰もが使っているツールでしょうが、これを会社内で利用する、社内SNSというものが広がりを見せています。

ややもすると、SNSとは単なるおしゃべり、時間つぶしと見られることもあり、会社において業務で利用するのとは正反対の位置にあると考える人もいるかもしれません。

実際、会社のパソコンではSNSは利用禁止という規則を設けている会社も少なくないでしょう。

社員が業務を忘れて友人などとのSNSに熱中してしまっては間違いなく業務の効率は落ちるでしょうから、これは当然の措置とも言えます。

単に規則で定めるだけで実効性が少ないと考えてか、罰則規定まで設けたり、あるいはネットワーク上に手を加えて物理的にアクセスできないようにしている企業もあるかもしれません。

しかし、これとは全く正反対の方向で物を眺めている企業、ITなどの担当者、それに社員もいるのです。

確かに業務中に業務とは全く関係のないところで友人らとのSNSに熱中するのが良いはずはありませんが、SNSそのものには業務でも活用可能と考えられる利点が多いこともまた事実だと気付いている人たちです。

 

■営業と現場のつながりを作る役割

単純に物を考えても、SNSでは友人のネットワーク作りに役立っているはずですが、これは社内でも同じように活用できないはずはありません。

組織がある程度以上に大きくなればなるほど、同じ一つの会社内であっても話したこともない、顔も見たことがないという人は非常に多くなってしまいます。

ところがそんな中でも、もしかしたら業務上のつながりを持つことができれば非常に有用な関係にある人たちというのは少なくないのです。

例えば何かの製造業で、営業の一線にたっている人と、研究所で新製品の開発に日々勤しんでいる人とでは、直接的には普段はおそらく全く何のつながりもない会社は珍しくありません。

もちろん営業で得られた顧客の生の声は何らかの会議体、会社上層部を通じて最終的には研究部門にまで届けられる仕組みが何も作られていない会社は逆にまず存在しないでしょうが、担当者どうしが直接つながっているような会社は珍しくないのです。

少し想像してみると分かるでしょうが、間に何人もの会社上層部の人とかいくつもの会議体を通じて伝え聞いた顧客の声よりも、営業担当者からダイレクトに顧客の声を聞きたいと思っている研究担当者は多いでしょう。

またその逆についても同じです。

これは一つの例ですが、このような目的に社内SNSは活用できるのです。

※「社内SNS 成功事例」より